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実食! 難易度高め(ゲテモノ)の昆虫食を食べてみよう!! ~上級者編~

初級編、中級編と昆虫食を堪能した人はいよいよ上級編にチャレンジするときです。

タイトルに「ゲテモノ」と書きましたが、主に大きさと見た目がアレな感じという意味です。

それでは上級者編の昆虫食を紹介していきます。

まだ初心者編、中級者編を見ていない方は以下にリンクを貼っておくのでよければ見て下さい。

hibiheion.hatenablog.com

hibiheion.hatenablog.com

 

目次

1.タガメ

◆そもそもタガメとは?◆
学名Kirkaldyia deyrolli
分類カメムシ目コオイムシタガメ亜科タガメ
成虫のサイズ➡48~65mm(オスよりメスの方が大きい)
生息分布➡日本全国(ただし北海道は除く)。水田、水田の用水路、池、沼などの水草が豊富かつ水の流れが穏やかな浅い水域に棲む。
国外では東南アジア、ロシア極東南部に分布する。
特徴➡体色は灰褐色または褐色。鎌状の太い前足を持ちその強靭な前足で獲物(カエル・ドジョウなど)を捕獲する。腹部には伸縮自在な呼吸管があり水面上に呼吸管を伸ばすことで、水中にいながら呼吸が可能。不透明で白色の大きな翅を持ち飛翔することも可能。
ちなみにオスが卵塊を保護する。

 

タガメ - ジャイアントウォーターバグ

昆虫食「タガメ」を食した感想
見た目➡想像していたよりデカい。何故かタガメと目が合う。
味➡薄い塩味でエビっぽさを感じた。後味は煮干しのような苦み。
香り➡若干独特なくさみを感じた。
食感➡サクサクパリパリ。乾燥した小魚やエビのような食感。

 

まず最初に言えることはサイズが想像していたものより大きかったことです。

とにかく見た目のインパクトが凄いです。

そして何故かタガメと目があいます。しかもその大粒の瞳がワリとカワイイから困ります(^-^;

流石に一口で食べるには大きすぎたので、頭の方からポリポリと食べ進めました。

乾燥しているからパリパリサクサク食感で「こんな感じの小魚とか小エビあったな」と感じました。

ただ若干硬かったので噛み砕くまでに手間取りました。あと翅の部分が少し口に残ります。

また口の中の水分を結構持っていかれるので、水分は用意しておいた方が無難です。

味に関してですが私の個人的な感想ですが食べている際は「うす塩のエビっぽい味」のように感じ、後味は「煮干しのような苦み」を感じました。

少し物足りなかったので塩をプラスしたり、マキシマムをかけて食べました。

全体的な感想としては見た目のインパクトさえ克服すれば、まあまあ美味しく食べられます。

 

昆虫食タガメおすすめ商品サイトページ

① タガメ - ジャイアントウォーターバグ - 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究

② 昆虫食 Giant Waterbugs8g(タガメ8g) | 昆虫食(タガメ)の通販 ならバグズファーム

③ タガメのスナック|昆虫食ならbugoom(バグーム)

 

2.タランチュラ

◆そもそそもタランチュラとは?◆
学名➡Theraphosidae
分類➡オオツチグモ科(節足動物門鋏角亜門クモ群クモ目の群の1つ)
生息分布➡世界の温暖な地域に分布している(北アメリカ南西部から南アメリカ
地中海地方・ニューギニア島・オーストラリア・熱帯アジア・熱帯アフリカなど)
寿命➡オスは3年/メスは10~20年
毒性➡猛毒を持つものはごくわずかで、実際は弱毒。
分類と特徴➡タランチュラは生息地や生活様式で4つのタイプに分類されます。
① ツリースパイダー
南米及びアジアに生息するタランチュラの総称。主に樹木の上に住んでおり、動きが素早く色彩の美しものが多いが性格が狂暴な種が多い。
 バードイーター
南北アメリカに生息するタランチュラの総称。主に地表で獲物を捕って生活している。他のタイプのタランチュラと比べると大人しいものが多く、最も人気がある。身の危険を感じると腹部にある刺激毛を飛ばして身を守る特徴的な行動をとります。
「バードイーター」(鳥喰い)という名ですが、実際に鳥を捕食することはほとんどありません。
③ バブーンスパイダー
アフリカに生息するタランチュラの総称。「バブーン(baboon)」とは英語でヒヒという意味です。
主に地中で生活しており穴の中で獲物を待ち構えるスタイルをとる。
比較的地味な色彩で牙を擦り合わせて威嚇音をたてるなど、性格は攻撃的で獰猛。
④ アースタイガー
アジアに生息するタランチュラの総称。
地中や樹木の上で生活しており気性が荒く、毒性の多い種が多く含まれている。

 

Zebra Tarantula4g(タランチュラ)

昆虫食「タランチュラ」を食した感想
見た目➡想像よりは小ぶり。たくさんの脚と毛深さが印象的。
味➡薄い塩味プラスエビっぽい香ばしさ。微妙にあたりめのような味もした。胴体部分は若干の苦みアリ。
香り➡スルメのような香り。
食感➡サクサクパリパリ。乾燥した小魚やエビのような食感。

 

私はクモが苦手なのでたくさんの脚と剛毛に躊躇して、口に運ぶまでにかなりの時間を要しました。

やっぱり見た目のインパクトはかなり「昆虫食」ではネックになりそうです。

乾燥してあるから食感はサクサクパリパリです。

一口では食べずにまずたくさんある脚から食べてみたのですが、桜海老とあたりめのような味を感じました。意外と好きな味でしたw
次に胴体の部分ですがここは脚とは違いほのかな苦みと酸味がありました。
なので私は胴体は少し苦手な味でした。

食感はそれほど固くないので楽に食べられますが、剛毛が若干口に残るのが気になります。

見た目の強烈なインパクトのワリには味は美味しいので、酒のつまみになりそうです。

ちなみにタランチュラも途中から塩とマキシマムで頂きましたw

 

昆虫食タランチュラおすすめサイトページ

① タランチュラ - 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究

② 昆虫食 Zebra Tarantula4g(タランチュラ) | 昆虫食(クモ(タランチュラ))の通販 ならバグズファーム

③ タランチュラのスナック|昆虫食ならbugoom(バグーム)

 

3.サソリ

◆そもそもサソリとは?◆
学名➡Scorpiones
分類➡鋏角亜門クモガタ綱サソリ目
生息分布➡サソリは適応範囲が広く世界に多く生息します。また種数は1750種類を超えます。
特徴➡体の前端に鋏型の触肢を持ち、後端に毒針を有します。毒を持ってはいますが人間の生命を脅かす毒を有する種類はごくわずかです。

※昆虫食のサソリは「アジアンフォレストスコーピオン」なので以下は「アジアンフォレストスコーピオン」の説明になります。
学名➡Heterometrus
和名➡チャグロサソリ
分類節足動物門コガネサソリ科
生息分布➡アジアの熱帯地域(ベトナム・タイ・マレーシアなど)
成虫サイズ➡大きいもので20cm以上。
特徴➡体が大きいわりに毒性は弱く均整のとれたシルエットで、ペットとして人気が高い。近似種のダイオウサソリに比べてスマートな体型で横幅が狭い。
体が黒色で鋏角部分には緑色の毛を持ち、尾の色は茶色。

 

BLACK SCORPION【No.4】net.6g 商品画像1

昆虫食「サソリ」を食した感想
見た目➡凄くカッコいい。大きさは想像よりは小さめ。
味➡干しエビというかえびせんっぽい味。胴体部分に若干の苦みを感じた。
香り➡ほぼ無臭。
食感➡殻ごと食べるのでバリバリボリボリという感じ。

 

パッケージを開けた際の最初の感想は「カッコいい」でしたw

サソリの特徴である大きなハサミと尾はもちろん健在で、初めてサソリを見る人は素直に飾りたいと思うかもしれません。

一口では食べずにまずハサミの部分から食べたのですが硬かったです。

かなりの噛み応えがありバリバリボリボリと結構な音がします。

それ以外の部位はハサミの部分よりは柔らかく、パリパリと食べられます。

味は干しエビというかえびせんのような味でした。
乾燥してあるからかこの手の昆虫食はエビっぽい味の物が多いのでしょうか?

ただ個人的に胴体部分には若干の苦みを感じました。

これもまた薄い塩味だったので、一口目以降は塩とマキシマムで頂きました。

個人的には結構食べやすかったです。

 

昆虫食サソリおすすめサイトページ

① サソリ - アジアンフォレストスコーピオン - 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究

② 昆虫食 Black Scorpion6g(チャグロサソリ6g) | 昆虫食(スコーピオン(サソリ))の通販 ならバグズファーム

③ アジアンフォレストスコーピオンのスナック|昆虫食ならbugoom(バグーム)

 

4.カブトムシ

◆そもそもカブトムシとは?◆
学名➡Allomyrina dichotoma
分類➡甲虫目カブトムシ亜目コガネムシ上科コガネムシ科に属する昆虫。
生息分布➡日本全土に分布。ただ北海道には元々は分布していなかったがペットとして飼育されていたものの逃亡や、人為的に持ち込まれるなどして定着した。
国外では中国、台湾、朝鮮半島インドシナに分布する。
成虫サイズ➡オスは30~54mm(角を除く)/メスは30~52mm
特徴➡オスは頭部に大きな角を持ちその角を武器に、メスの奪い合いや餌場の死守のために使用する。角が長く体が大きなオスが強いがその反面、天敵に捕食されやすいリスクがある。
基本的に夜行性で昼間は木の根元や枯葉下などで休んでいる。
食事は幼虫時は腐植土を主に食し、成虫になると樹液(イチョウクヌギ・クリ・コナラなど)や果物を舐める。
「昆虫の王様」とも呼ばれペットしての人気も高い。
ちなみにカブトムシは卵→幼虫→蛹→成虫という完全変態をおこないます。

 

カブトムシ 6g

昆虫食「カブトムシ」を食した感想
見た目➡子供の頃捕まえたカブトムシです。想像よりは小ぶりでした。
味➡エビっぽさと土臭さと漢方のような味。
香り➡雑木林の土の匂い。
食感➡殻が硬いためバリバリボリボリという感じ。

 

まさか子供の頃森で捕まえて飼育していたカブトムシを、食料として食べる日がくるとは思ってもいませんでした。

なまじ子供も頃に飼育していたのでパッケージを開けてから懐かしさと、「ホントにカブトムシ食べるんだ」という複雑な感情に陥りました。

サイズがそれほど大きくなかったので、カブトムシは一口でいきました。

殻が思ったより硬いのでしっかりと咀嚼しないと歯茎に刺さるレベルです。

硬いので食べている際は口の中で、バリバリボリボリという音が響き渡ります。

おすすめとしては角や脚の部分を取り外してから食べた方が、歯茎へのダメージは軽減できると思います。

それと念のために飲料水を用意しておくとさらに良いですw

味は結構なクセがあるので好き嫌いがはっきり分かれると思います。

最初に口に入れたときは昆虫食お馴染みのエビっぽい味だったのですが、徐々にその味に土っぽさがプラスされおそらく胴体部分を噛み砕い時だと思うのですが漢方のような風味を感じました。
香りに関しては子供の頃カブトムシやクワガタを捕りに行った、雑木林の土のような匂いに感じました。

カブトムシには塩とマキシマム、マヨネーズをかけて頂きました。

全体的に土っぽさを感じたので、今回紹介した4つの中では個人的に一番厳しかったです。

 

昆虫食カブトムシおすすめサイトページ

① カブトムシ 6g - 昆虫食のTAKEO|通販、実店舗、製造、養殖、研究

② 昆虫食 Rhino Beetles (カブトムシ6g) | 昆虫食(カブトムシ)の通販 ならバグズファーム

③ カブトムシのスナック|昆虫食ならbugoom(バグーム)

 

5.まとめ

上級者向けの昆虫食を4つ紹介しましたがいかがだったでしょうか?
紹介した私が言うのもなんですが口に運ぶまでに相当な覚悟がいると思います(^▽^;)

私個人の意見としては4つの中ではタランチュラが一番美味しかったです。
苦手な昆虫が4つの中で一番美味しかったことに、多少思うところがありますが(^^;

 

これまでに紹介した初級者、中級者向けの昆虫食と比べると上級者編の昆虫食は大きさと見た目が厳しいと思います。

大きさが違うだけでもかなり難易度があがると思うので挑戦する方は興味があり色々試してみたいのはわかりますが、最初はあまり数を買わずに以前に紹介した初級者、中級者向けの昆虫食と一緒に購入してチャレンジすることをおすすめします。

あとは一口で食べずに解体できそうなら解体して、部位ごとに食べる方が味の変化が楽しめますし食べやすいです。

全体的に味が薄味なので素材の味を楽しんだ後は、お好みで調味料をかけて食べるのもおすすめです。

 

初級者、中級者向けの昆虫食を食べて「私はまだいける!」と思った人は、是非今回紹介した上級者向けの昆虫食にもチャレンジしてみて下さい。

以下に私のおすすめ昆虫食サイトのリンクを貼っておきますので、興味がある方は覗いてみて下さい。

 

bugsfarm.jp

 

takeo.tokyo