寒くなってきたせいか昆虫を見なくなりました。
しかしこの前近所を徘徊していたらこんなクモを発見しました。
私は子供の頃クモが大の苦手でしたが、年齢を重ねてからは子供のころよりは嫌悪感は薄れました。
よく見ると意外に綺麗な模様をしていたりしますしね。
クモを見ているとふっとこの動画を思いだしました。
私はYouTuberのおろちんゆーさんのふぁんふぁんです。
おろちんゆーさんは昆虫を食べる企画の動画を数多く上げているので、その影響のせいか昆虫を見ると「この虫は食べられるのかな?」、「どんな味がするのか?」と考えるようになりました。
そしてどくだみを見ると吸いたくなります。
YouTuberの影響力って凄いですよねw
というわけで今回は「昆虫食」について語っていきたいと思います。
~そもそも昆虫食とは?~
昆虫を食べることです。
日本でも昔から蜂の幼虫やイナゴの佃煮を食べています。イナゴの佃煮美味しいですよね。
最近ではオンラインショップで簡単に購入でき、昆虫自販機の登場で話題になりました。
何故昆虫食が昨今で話題になっているかというと、世界では経済的な理由から多くの人々が健康的な食事を摂取できていません。
栄養のある食事を人々が継続的に摂取するにあたり、比較的安価で栄養価の高い昆虫が注目されているのです。
~昆虫食のメリット~
- 栄養面で優れている
- 狭い面積で飼育できる
- 環境に優しい
1.栄養面で優れている
不飽和脂肪酸とタンパク質(アミノ酸)が豊富に含まれており、また人が必要とするビタミンのほとんどが含まれています。さらにミネラルも含まれているため偏った食生活の改善が期待できます。
2.狭い面積で飼育できる
鶏、牛、豚と比べると飼育する面積が狭く済み、また餌の量も少量で済みます。
出荷までの時間も早いです。
牛や豚は出荷までに6~30ヶ月かかりますが、コオロギなどの昆虫は1週間~1ヶ月です。
加工の面でも解体などしなければならない他の食肉と比べると素揚、乾燥させて粉末、ペースト状にするなど簡単だと言えます。
3.環境に優しい
従来の畜産業で排出される温室効果ガスの量に比べて、昆虫を生産する際に発生する温室効果ガスが少ないとされています。
また昆虫は生活廃棄物(食材、堆肥など)を餌とすることができ、100%可食部であることから廃棄する部分が少ないことも環境に良いと言えます。
~昆虫食のデメリット~
- 見た目が気持ち悪い
- 病気やアレルギーのリスク
1.見た目が気持ち悪い
まさにこれが一番のデメリットと言えるでしょう。
特に調理法が素揚げだった場合、昆虫本来の形がはっきりと残っているため虫嫌いの人には致命的です。
昆虫はこれまで私たちが「食材」として口にすることのなかった未知の食材です。
昆虫を食べる文化がある地域の人でなければ、まず口にしたことはないでしょう。
未知の食材に対して「食べたくない」と思うのは当然だと思います。
また昆虫=駆除の対象と認識している私達にとって、レストランで昆虫がお皿に乗って運ばれてきたら異物混入騒ぎになりかねません。
しかし粉末状やペースト状にするなど形がわからない状態であれば、昆虫嫌いの人でも食べられると思います。
コオロギが練りこまれた「コオロギうどん」や食用コオロギパウダーを使った「コオロギパン」など昆虫の形が残っていないものもあります。
2.病気やアレルギーのリスク
デング熱やハリガネムシなど寄生虫や病気、ウイルスの病原体を保有している可能性を考える方が多いと思います。
しかしそれは野生の昆虫をそのまま食べる場合です。
食用に飼育された昆虫を加熱などしっかりとした処理を行うことで、その心配はありません。
アレルギーの面では昆虫はエビやカニなどの甲殻類と同じ無脊椎動物であるため、甲殻類アレルギーのある人は昆虫を食べることでアレルギーが出る可能性があります。
~オンラインショップで購入できるので味見してみませんか?~
身近ものになりつつある昆虫食。私は先日スーパーでコオロギチップスが売っていたので、試しに購入して食べてみました。
昆虫の形が分からなかったので特に嫌悪感なく食べられました。
味は普通にチップスでしたw
実は昆虫食は比較的簡単に入手できます。その筆頭がオンラインショップです。
「bugoom」や「バグズファーム」が有名です。
以下にリンクを貼っておきます。
昆虫食に興味のある人は味見してみてはいかがでしょうか?
未来の主食になるかもしれませんよ。