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実食! 原型がある昆虫食を食べてみよう~中級者編~

前回の初級編では昆虫食の中でも「昆虫としての原型をとどめていない商品」を紹介しました。

今回はもう一段階進んで「昆虫としての原型がある昆虫食」を紹介していきたいと思います。

初級編で紹介した昆虫食を食べられた方は、是非昆虫としての原型をとどめている商品にチャレンジしてみましょう!

まだ前回記事を読んでいない方は以下にリンクを貼っておくので、よろしければ見て下さい。

hibiheion.hatenablog.com

 


1.味付けされている昆虫食を食べてみよう!

原型があり尚且つしっかりと味付けされた昆虫食を紹介していきます。

原型が残っている昆虫食デビューなので、少しでも食べやすい味がついた商品をあえて選びました。

 

1-1.TAKEO京都こおろぎ(昆虫煮干し/昆虫釜揚げ)

 

京都こおろぎ 煮干し

こだわり! 京野菜をたっぷり食べて育っている。
・日本伝統の煮干し製法で旨味を濃縮。
・塩茹での際に「沖縄の海水塩 青い塩」を100%使用し、ほのかな甘味を実現。

 

「最初に原型がある昆虫食を食べるなら?」と聞かれたら一番おすすめな一品です。

コオロギ自体が小さく変な雑味もないので、初めてでも食べやすと思います。

食感は「サクサク」で味は「塩だけとは思えない旨味」があります。

昆虫独特の臭みもほとんどなく本当に「煮干し」です。

たんぱく質も豊富でおやつ感覚で食べられます。

 

takeo.tokyo

 

1-2.TAKEO埼玉嵐山こおろぎ(昆虫煮干し/ピリ辛麻辣味落花生入り)

 
埼玉嵐山(らんざん)こおろぎ・ピリ辛麻辣味(落花生入り)
こだわり! ・旨味が濃いフタホシコオロギをピリ辛麻辣味で仕上げてある。
・コオロギ業界のトップランナーのひとりである太陽グリーンエナジー株式会社が生産している。
たんぱく質が約60%と豊富(※落花生と合わせた全体のたんぱく質は約40%)
 
ピリ辛麻辣味がとにかくビールに合います。
食感は「サクサク」でピーナッツとの相性も抜群で、ピリ辛味が猛烈に後を引きます。
変な臭みもなくまさに酒のつまみです。
酒飲みにはたまらない一品だと思います。
 
 
 

1-3.TAKEO宮崎スズメバチ(昆虫煮干し/昆虫釜揚げ/へべす醤油)

 
宮崎スズメバチ 煮干し
 
 
こだわり! ・丁寧な手作業で幼虫を1匹ずつ下処理して雑味を除去している。
・こだわりの海水塩で煮干しに加工している。
・幼虫、前蛹、さなぎ、成虫の全部入りでスズメバチを余すことなく味わえる。
 
 見た目のインパクトがあるので最初の一口目に苦労するかもしれませんが、食べてしまえばもう大丈夫!
むしろ1袋で4種類の食感と味が楽しめてお得です。
幼虫は少し硬めでザクザク食感でナッツのような味わいです。
蛹はカリサク食感でナッツ系の味なのですが、甘味が強く感じました。
成虫はパリパリ食感でちょうど良い塩味です。
個人的には前蛹がお気に入りでした。濃縮された旨味が噛めば噛むほど溢れ出て美味しかったです。
そしてやっぱりお酒に合います!
 

takeo.tokyo

 

1-4.くるみ入りこおろぎ佃煮「さよの秋」

 
くるみ入りこおろぎ佃煮「さよの秋」

 

こだわり! ・甘い味付けで大人から子供まで食べやすい。
兵庫県佐用町のお豆腐屋さん「三日月豆腐」のおからを食べて育ったコオロギである。
・「昆虫資源研究施設クリケットファーム」(食用こおろぎ研究施設)で飼育、収穫されている。

 

率直に言えば「イナゴの佃煮」と同じ感じです。

ただ個人的にはイナゴの佃煮よりコオロギの佃煮の方が身がやわらかく、クセもないように感じました。

人いよっては味付けが少し甘いと感じる人もいるかもしれませんが、私にはちょうど良い甘さでした。

くるみの食感も良く非常に食べやすく万人受けする味だと思います。

 

takeo.tokyo

 

上記で紹介した昆虫食商品は「国産昆虫」というワードを前面に出して、各都道府県の名前を入れることで昆虫食に親しみやすさを与えています。

実際に私も自身が住んでいる県の商品を購入しましたし(笑)

味付けも誰もが一度は食べたことのあるものばかりなので想像しやすく、その味に昆虫がプラスされた と思えば手も出しやすいです。

何より「国産昆虫」というワードは消費者に安心感を与えます。

 

 

2.プレーンな昆虫食を食べてみよう!

昆虫としての原型が残っていて「1.味付けされている昆虫食を食べてみよう!」で紹介したような味がしっかりついたものではない、プレーンな昆虫食を紹介していきます。

「もっと昆虫食で昆虫の味を感じたい!」と思う方はこちらをどうぞ!

 

2-1.ヨーロッパイエコオロギ(bugoom)

 
[予約]HOUSE CRICKETS【No.22】net.15g[予約] 商品画像0
 
ヨーロッパイエコオロギとは?
 
ペットのエサとして売られている体長2cmほどのバッタ目コオロギ科に属する昆虫です。
全体の約75%を占めるたんぱく質含有量をほこります。
 
プレーンなヨーロッパイエコオロギの味と食感とは?
 
ヨーロッパイエコオロギは大きさが小さいので初めてでも口に入れやすいです。
あまり大きい昆虫だと口に入れる段階で躊躇しますからね。
脚や翅が取り外されているので昆虫特有の「嫌悪感」もそれほどありません。
口に入れた食感は最初は「サクサク」で段々と「しっとり」に変化していく感じです。
味は若干薄い干しエビです。そのあと噛んでいるうちに豆っぽい味わいに変化していきます。
私はしばらくそのまま味わってからプラスで塩を追加したり、マヨネーズをつけて食べました。
マヨネーズをつけて食べる頃には何の疑問もなく、コオロギを味わいながらビールを飲んでいました(笑)
ただ食べ続けていると口の中の水分が奪われていくので、水分は用意しておいた方が良いです。
 
  
 

2-2.バンブーワーム(bugoom)

 
[予約]BAMBOO WORMS【No.8】net.10g 商品画像0
 
バンブーワームとは?
 
タケツトガと呼ばれる蛾の幼虫です。
竹(BAMBOO)を食べて育つ(WORM)=「竹虫」とも呼ばれています。
最大の特徴は竹のような爽やかで甘い香りです。
タイ(北部のチェンマイ)では「ロットドゥアン(列車)」と呼ばれており、有名な食材です。
 
プレーンなバンブーワームの味と食感とは?
 
まず袋を開封すると昆虫とは思えない、フワッと甘いミルキーな香りがします。
この商品は油を使用せずに調理されているため、バンブーワームの香りが損なわれずに残っているようです。
幼虫ということで脚や翅などがないので、見た目の虫っぽさがないので口に入れやすいです。
食感ですが柔らかいです。ただ柔らかいだけではなく芯のようなものがあり少し「シャキシャキ」感もありました。
バンブーワーム自体は完全に乾燥しているので、柔らかいですが中身が出てくるような不快なことはないです。
次に味ですが豆っぽい味がしました。もっと具体的に表現するなら「カシューナッツ」や「クルミ」に近い味わいを感じました。
ただ1匹だけ食べた状態だと味を感じずらいかったので、少し多めくらいの量を口に入れて咀嚼した方がバンブーワームの味わいをより感じることができると思います。
クセがない味わいで甘いミルキーな香りがするので、砂糖をかけて食べてみたところ完全にお菓子になりました(笑)
バンブーワームはお酒のお供ではなく、おやつに最適な商品だと思います。
 
 

2-3.サゴワーム(bugoom)

 
[予約]SAGO WORMS【No.16】net.10g 商品画像0
 
サゴワームとは?
 
東南アジアの熱帯域に生息する虫で、サゴゾウムシ(ゾウの鼻のような長い口を持った虫)の幼虫です。
東南アジア圏ではたんぱく源を摂取できる食材として親しまれています。
その反面ヤシを食べて弱らせてしまうという害虫という面もあります。
 
プレーンなサゴワームの味と食感とは?
 
開封した際の見た目ではかなりオイリーで加熱乾燥されていると分かってはいても、噛んだ瞬間に柔らかい中身が出てくるのではないかと少し躊躇してしまいます。
食感は見た目に反して意外にも「サクサク」で、噛んでいるうちに旨味と油が「ジュワっ」と染み出てくる感じです。
味はナッツ系で香ばしい感じです。
ただ私はほんの少し後味にクセのようなものを感じました。
ですが食べ進めているうちに気にならなくなるレベルなので、問題なく美味しく食べられます。
オイリーな見た目と手触りからは想像ができない、ギャップのある美味しさを楽しめる商品だと思います。
 
 

3.おまけ

 
おろちんゆー【Favorite mix】
 
生き物を捕まえて食べる動画などを配信している人気ユーチューバーのおろちんゆーさんが、美味しいと選んだ昆虫を詰め合わせたミックスパックです。
上記で紹介した昆虫が全部入っているのでお得です。
パッケージもおろちんゆーさん全開で親しみがわきます(笑)
 
内容昆虫
・ヨーロッパイエコオロギ
・バンブーワーム
・サゴワーム
 
 
おろちんゆー【Favorite mix】net. 15g 商品画像0
 
 
以下におろちんゆーさんがbugoomさんの昆虫食を食べている動画のリンクを貼っておきます。興味がある方は見てみて下さい。
 
 

4.まとめ

 
中級編ということで虫の原型が残っている昆虫食を紹介しましたが、食べたいと思う商品はありましたか?
私の個人的おすすめは「埼玉嵐山こおろぎ」「バンブーワーム」です。
「埼玉嵐山こおろぎ」はピリ辛麻辣味なのでお酒のおつまみに、「バンブーワーム」は軽く砂糖をふってお菓子感覚で食べる感じです。
そのまま食べる以外にも昆虫食を扱っているサイトでは、アレンジレシピなども載っているので試してみるのもアリです。
ただ昆虫食は美味しいのですが価格が高いのが最大のネックです。
まだ世間的にそこまで需要がないから仕方ないですが、もっとお手軽価格になれば手を出す人も増えると思うので昆虫食が早く一般的に普及することを楽しみしながら、今手に入る昆虫食を味わい楽しみましょう。
 
以下におすすめの昆虫食サイトのリンクを貼っておきます。
気になる方は見て下さい。