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今回紹介するアニメは『ヨルムンガンド』です。
- ジャンル:ガンアクション
- 原作:高橋慶太郎
- 監督:元永慶太郎
- シリーズ構成及び脚本:黒田洋介
- キャラクターデザイン:中村和久
- 音楽:岩崎琢
- アニメーション制作:WHITE FOX
- 話数:第1期➡全12話/第2期➡全12話
- 放送期間:第1期➡2012年4月~6月/第2期➡2012年10月~12月
戦争によって両親や友人を失い武器と武器に関わる人間を憎む元少年兵ヨナと、若き武器商人であるココ・ヘクマティアルと彼女の部下である私兵8人と武器を売るために世界を旅する物語。
ヨナは武器は憎いが同時に武器がなければ何も出来ないという矛盾を感じながら、ココ・ヘクマティアルと世界を巡り成長していく。
Hek.GG(ヘクマティアル・グローバル・グリッド)という全世界海上コンテナ輸送網と「衛星測定補助システム」用に打ち上げられた126個の衛星、さらに天田南博士達が開発中の量子コンピュータを使用し「強制的世界平和」を実現させ、また多世界へのリンクも可能とする計画。
「強制的世界平和」の手順としては以下の通りである。
- 全世界同時に空の利用を禁止する(その影響で70万人の人類が犠牲となるとされている)
- 軍事と人間を切り離すため空・海・陸の順に全人類の行動を制限し、地球上の流通を強制的に停止させる。
フロイド・ヘクマティアル(海運の巨人)とその親族を中心に経営されている国際的武器運送会社。
正式な名称は「H&C Logistics Incorporated」
武器輸送だけでなく子会社として民間軍事会社を保有しており、HCLI社社員を護衛している。
個性豊かなキャラクターとそれを盛り立てる声優の演技力
登場人物が全員主人公と言って良いほど魅力的です。
いわゆる「イケメン」や「美女」が多く登場するのではなく、渋い歴戦の傭兵のイケオジや体が筋肉でがっしりとしたマッチョ、筋肉質な体の女性など現実的な兵士が多く登場します。
「イケメン」や「美女」で戦闘もプロなみであるのも魅力的ではありますが、現実的ではありません。
そういった面ではヨルムンガンドに登場する兵士はリアルに近いのかもしれません。
以下ではヨルムンガンドに登場しているキャラクーを紹介していきます。
個人的な意見ですがこのアニメは女性陣が強いですw
武器商人ココ・ヘクマティアルとその私兵部隊
HCLI社のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門の一翼を担っており、経営上はココ・ヘクマティアルをオーナーとしてレームを社長とするPMCとなっている。
ココ・ヘクマティアル(CV:伊藤静)
プラチナブロンドに薄い碧眼をもつ20代前半の白人女性で、本作の主人公。
HCLI社のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門で現場担当の一翼を担う。
幼い頃から武器商人としての仕事を始めており、兵器に関する知識は豊富。
強いカリスマ性を持っており私兵の数人からは「お嬢」と呼ばれている。
現在は笑顔を絶やさないが昔は「ムスッとしたガキンチョ」(レーム曰く)だったが、失ったかつての仲間であるエコーとの約束があるため常に笑顔を絶やさないようになった。
武器を売る理由を「世界平和のため」と言っており、そのために「ヨルムンガンド計画」を推し進めた。
またヨナを気に入っており、よくくっついてベタベタしている。
ヨナ(本名:ジョナサン・マル CV:田村睦心)
銀髪で浅黒い肌の西アジア系の少年で、本作のもう1人の主人公。
左目の下には切り傷の跡がある。
感情が欠落しているわけではないが無愛想かつ無表情なことが多い。
武器で両親を殺されたことで武器自体だけでなく、武器に携わる人間を激しく憎んでいる。
だが一方で武器によって生き残ってきた経験から、武器の頼もしさも理解している。
西アジア某国の山岳部隊出身で戦闘能力と経験値が高いため、山岳戦や夜戦でその能力が発揮される。
ただ如何せん子供のため大人との体格差はカバーできないため、白兵戦には弱い。
ココに「ヨルムンガンド計画」を聞かされた際にはココに銃口を向けるほど反対し、部隊を脱走に近い形で離脱した。
その後は2年間キャスパーと行動を共にした。
しかし武器商人を肯定的なキャスパーの下での任務でストレスが限界に達し、キャスパーのもとを離れた。
その後は放浪していることころを再びココに拾い上げられ、行動を共にするようになる。
レーム(本名:レーム・ブリック CV:石塚運昇)
元デルタフォースという経歴を持つココの分隊のリーダー格の白人の壮年男性。
普段は分隊の中でもひょうきんな性格だが、ひとたび戦闘になれば長年の経験に裏打ちされた「何でもソツなくこなす超傭兵」となる。
中でも狙撃に関しては同分隊のルツから一目置かれている。
かつて幼い兵士に仲間を殺害された経験から、たとえ子供が相手でも容赦なく引き金を引く。
ちなみにレーム自身がココについていく理由を「おもしろいから」と言っているが、本当かどうかは不明。
キャスパーの部隊にいるチェキータとは結婚と離婚を繰り返している。
バルメ(本名:ソフィア・ヴェルマー CV:大原さやか)
黒髪直髪の20代~30代前半くらいのフィンランド出身の女性。
過去の負傷により隻眼で右目には常に医療用の眼帯を着けている。
また翼とナイフを握る手のタトゥーを左肩から肩甲骨にかけて彫り込んでいる。
長身であり女性にしては体が大きく身体は筋肉質で、マッチョな男よりパワーを持ち合わせている。
元フィンランド軍の少佐であったため戦闘経験は豊富。
特にナイフを用いた戦闘においては右に出るものがいないほどの実力であり、隻眼であるという事実を感じさせない腕前である。
レズビアンではないがココには非常に強い愛情を抱いており、ココの言動には基本的に全て肯定的である。
冷静沈着な性格から分隊のメンバーからは「アネゴ」と呼ばれている。
ちなみにかなりの居乳であり、大の煙草嫌い。
ルツ(CV:羽田野渉)
20代後半の元警察対テロ部隊の狙撃手。
金髪のドイツ系白人男性。
お調子者な性格なため軽口が多く部隊の面々からよくからかわれている。
狙撃の腕が高く主に精密射撃を担当している。
警察出身であるため野戦が苦手であり森林での特訓の際は、ヨナにこてんぱんにされている。
また「女子供を撃つために狙撃の腕を磨いたわけではない」と主張するなど他の分隊のメンバーとは異なる警察出身であるため、その心情を捨てきれない面も持ち合わせている。
「ヨルムンガンド計画」でヨナが部隊から離脱した後は、ヨナが部隊に戻ってくるまでイジラレ役になっていた。
マオ(CV:四宮豪)
温厚で実直な性格の35歳の浅黒い肌のアジア系男性。
砲撃部隊出身(アジア某国)で部隊が事故で解散したあとに、ココに拾われる形で分隊に参加。
自分のことを「普通の兵士」と語っているが、イレギュラーな状況でも精密な砲撃を成功させる非常に高い技術を有している。
ちなみに分隊では唯一の家族持ち。
ワイリ(本名:ウィリアム・ネルソン CV:乃村健次)
工兵出身で丸眼鏡姿の38歳の黒人男性。
分隊の中でも最古参のメンバーであり、爆弾の解体やトラップの解除などを得意としている。
また長距離狙撃のスポッター(観測手)として、ルツとコンビを組むこともある。
ヴァージニア大卒➡米軍に所属(湾岸戦争に第18空挺軍第20工兵旅団戦闘工兵として参戦)➡デルタフォースに所属➡ココの部隊に所属するという経歴を持つ。
こめかみに剃りが入ったクールカットが特徴。
ウゴ(CV:勝沼紀義)
元マフィア出身という経歴を持つ30歳くらいの筋骨隆々の白人男性。
過去にココの取引相手のマフィアが取引代金を麻薬で支払おうとしたため、他の構成員はその場でココたちに皆殺しにされた。
しかし麻薬を出した時の「嫌そうな顔」をしたウゴがココの目にとまり、運転手としてスカウトされる。
腕力と自動車運転技術に優れており同じくらいの体格の相手をパワーで圧倒したり、曲芸と言えるほどの運転で危機を脱することもある。
ちなみに「車好き」で新しい好みの車を与えられるとまるで子供のように喜ぶが、逆に愛車が任務で置き去りにされた際には酷く意気消沈するという一面もある。
アール(本名:レナート・ソッチ CV:小西克幸)
「二枚目担当」の酒好きで女好きの若い白人イタリア人男性。
ココの分隊に所属しているが実際はCIAのスパイ。
元イタリア陸軍情報担当少尉から後にCIAエージェントとなり、ジョージ・ブラックの「右腕」となる。
ジョージ・ブラックにはかつて情報提供者の生命を救われたことがあり、以降彼に心服している。
「アンダーシャフト計画」(武器商人篭絡計画)のため、ブラックの命を受けて戦死したエコーの補充要員として分隊に加わる。
しかしジョージ・ブラックの「左腕」であるヘックスが暴走し、ヨナの暗殺を企てる。
ヨナの死が「ヨルムンガンド計画」に対する枷の破棄に繋がりかねないこと、アール自身がココたちに強い思い入れを抱いてことから誰の助力も得ることができない状況下で単身ココと負傷したヨナを逃がすためヘックスとの戦いに挑む。
なんとか一騎打ちに持ち込むも結果的に命を落としてしまう。
ちなみにその際にココには自分がCIAのスパイであることを告白しているが、分隊員には伏せられている。
トージョ(本名:東條秋彦 CV:箭内仁)
元自衛官の生真面目そうな眼鏡をかけた若い日本人男性。
生真面目そうな見た目とは裏腹にバルメにちょっかいを出すなど、意外にもスケベ。
自衛官➡諜報組織SR班➡キャスパーの分隊➡ココの私兵という経歴を持つ。
SR班の前に中央システム管理隊と北部方面の電子隊の所属していたこともあり、ココの分隊では情報処理や交渉関係の仕事を担当することもある。
その他登場人物
HCLI社アジア部門
キャスパー・ヘクマティアル(CV:松風雅也)
プラチナブロンドの白人男性で、双子でもないのにそっくりなココの実兄。
兄弟仲は悪くはなくお互いに色々と手助けをしている。
武器商人という立場を非常に楽しんでおり「ヨルムンガンド計画」を知ってココの分隊を離れたヨナを2年間雇っていた。
しかしキャスパー自身ヨナと決定的に合わないことを理解していたため、ヨナが自身の分隊を離れる際もあっさりと容認した。
ちなみにキャスパーの売った商品(戦闘機、爆弾など)でヨナの両親は殺されている。
またかつて面倒を見ていた子供たちが死んだこともキャスパーが関係しており、ヨナとは因縁がある。
「ヨルムンガンド計画」については「この世から武器無くなると、本当に思うか?」と語っている。
チェキータ(CV:冬馬由美)
キャスパーの実力部隊の一員で黒髪に大きな口と目が特徴の白人女性。
右腕にタトゥーがあり巨乳のバルメよりもさらに胸が大きい。
非常に高い戦闘能力を有しており実戦経験も豊富。
完全武装した元自衛隊員達を音もなく忍び寄って素早く殲滅できる腕前。
レームとは元夫婦で、くっついては別れてを繰り返している。
ヨナのことを大変気に入っており「ミーシャ」(子熊)と呼んで可愛がっている。
オーケストラ(殺し屋)
殺し屋グループでココ曰く「フランスで警官隊相手に2万発撃った」らしい。
最初はメンバー8人だったが7人が死亡して「師匠」だけが生き残った。
その後チナツが加わった。
師匠(CV:小山剛志)
「オーケストラ」の最後の生き残りであり、男性であること以外は全てが不明。
銃撃戦を「演奏」、銃器を「楽器」のように音楽に喩えている。
単純な性格をしておりすぐに激昂するがその分機嫌が直るにも早い。
弟子のチナツを率いてココ達を襲撃したが、最後はルツらの長距離狙撃で死亡した。
ちなみに熟女好き。
チナツ(CV:神田朱来)
テンガロンハットを被った日本の女子高生のような風貌の少女。
口癖は「~なのだ」。ただし師匠が死んでからは使わなくなった。
「師匠」と一緒に殺し屋稼業をしている。
実は両親を師匠による無差別大量虐殺(劇場内)で殺害されており、生き残ったチナツが手近にあった銃を撃った際に「いい音がする」と師匠に見初められている。
気配察知能力の高さと勘の鋭さから不意打ちも通用しないため、「テンガロンの方がヤバイ」とレームとバルメに言わしめた。
師匠を殺された復讐にココを狙うが最終的にレームに狙撃され死亡した。
ちなみに仕事の時はノーパンである。
ノーパンの理由は以前下半身がずぶ濡れになった際に脱いだところ「やたらと敵に弾が当たって褒められたから」らしい。
CIA工作員
スケアクロウ(CV:奈良徹)
ジェリー・ジャッツバーグ名義のIDを持つ若いアメリカ人で、CIA工作担当官。
誰に対しても高圧的に振る舞い合衆国の権威を笠に着る男。
「金策の才能があるので合衆国に重宝されていて自由がきく」とキャスパーから言われている。
スケアクロウ自身は「俺の仕事は、悪党が稼いだ金を正義の鉄槌でブン取る事だ!」と言っている。
基本的に合衆国本国の意向で動いてはいる。
ココ達とは犬猿の仲だがココ達が死ぬことは良しとせずに、たまに手助けすることもある。
ちなみにスケアクロウは「案山子」という意味で、通称「小物界の大物」と呼ばれている。
ショコラーデ(CV:小清水亜美)
CIA対外情報収集官(対象の監視・盗聴器の設置など)の若い白人女性。
タレ目とくせ毛の金髪で前髪を右目で隠しているのが特徴的。
スケアクロウの助手という立場だが、大星海公司のレストランからココ達を脱出させて以降はココと個人的なパイプを築いている。またココとCIAの橋渡しなどもしている。
ちなみに大食い。
武器商人篭絡計画「アンダーシャフト作戦」関係者
ジョージ・ブラック(CV:磯部勉)
数々の異名を持つCIA本部NCSヨーロッパ課長の白人男性。
※ 異名→「アディーブ」・「ソウ(鋸)」・「ブラッティナイオ(人形遣い)など。
同僚からは「ブックマン(学者)」と呼ばれることが多い。
誰に対しても気さくな口調で話すが、無駄口は一切たたかないタイプ。
多種多様な人物たちに恩を売り恩を売った相手の持つ力や能力、提供された情報を利用して言葉巧みに人心掌握し計画を進める。
ココの計画を早期の段階で察知し暗躍していたが、ヘックス(左腕)が私怨によりココ達を襲撃。その結果としてアール(右腕)とヘックス(左腕)が殺しあう形となり、両腕を失った。
最終的には武器商人を篭絡させるはずが、ココの協力者的な立場になり逆に篭絡される形となる。
ヘックス(CV:久川綾)
準軍事工作担当官のスタイル抜群な白人女性。
過去に婚約者を失ったことが引き金で豹変し、以降は非常に残酷な性格となる。
米国軍士官学校卒業➡特殊部隊候補生➡部隊設立中止➡退役直後にCIAにスカウトされる。
東欧でココとその私兵を襲撃しココの部下の一人であるエコーを殺害している。しかし彼女自身の部隊の部下も死亡しており、その件で因縁の仲になっている。
「アンダーシャフト計画」の標的がココだとわかってもココ抹殺の意思は止まらず、ヨナを殺害しココを絶望させようとする。
しかし数々の命令無視と暴走行為から最終的にブラックに見放され、駆けつけたアールの殺害には成功するが自身は右目を撃たれ彼女の部下8名も死亡した。
その後生き残った部下と山岳部に身を隠したが、最終的にはココが派遣した母国アメリカのB-25で爆撃される。
これは「生粋の愛国者」であるヘックスへのココによる「母国の正義の象徴から存在を全否定される」という絶望を与えるための演出による復讐方法であり、ヘックスは最後に「地獄であいましょう」と言い残し自決している。
大星海公司(ターシンハイコンス)
人民解放軍の名目上退役軍人で構成された、非公然部隊のカバー組織の商社。
資源開発から兵器輸出を中国政府の戦略に基づいて行い、その過程で発生した汚れ仕事も受け持つ。
以前バルメが所属していた国連軍ソフィア小隊を壊滅させている。
陳国明(チェン・グオメン CV:土師孝也)
人民解放軍少将の東アジア系の男性で、香港の貿易商「大星海公司」の専務をしている。
現役時代に地雷を踏んで以来、立つときには常に杖が必要なほど脚が悪い。
外見上は非常に温厚な雰囲気で冷静な判断力を有しているが、本来の性格は戦闘的。
バルメの小隊を壊滅させた敵であり現役時代は凄腕の兵士で、銃剣付きの銃を2丁同時に使用し身軽さとスピードを生かしたスタイルだった。
カレン・ロウ(CV:加藤沙織)
切れ長の目と黒髪ストレートの東アジア系の女性。
陳国明の副官であり秘書のような服装で普段は寄り添っている。
非公然任務をこなす士官で主に体術に優れている。
性格は冷静そうに見えるが反面感情的になりやすい。
戦闘スタイルは陳国明と同じく銃剣付き2丁拳銃である。
警備部隊の指揮官でもありココの分隊を山中で待ち伏せし強襲するが、失敗しそれどころか逆に壊滅させられる。その結果中国政府の意向により失職している。
陳国明を敬愛しておりバルメとヨナによって陳国明が暗殺された際には、逃走した2人と交戦して互いに重症を負う。
その後は路頭に迷っているところをドクターマイアミに拾われ、護衛兼秘書となる。
メルヒェン社
ドクター・マイアミ(天田南博士)が所属しているドイツ企業のおもちゃメーカー(表面上は)で、ココの計画のダミー会社。
計画の中枢は新たに新設された「第二工場」である。
Dr.マイアミ(本名:天田南 CV:豊口めぐみ)
ココとは同い年の友人でロボット技術開発のスペシャリストである日本人科学者。
「ヨルムンガンド計画」の中心人物の一人。
彼女の作ったものは必ずと言っていいほど軍事転用されてしまうが、それについては自分では手の尽くしようがないことと特に良心の呵責などはない。
国際的な蝶の愛好団体の幹部であるほどの蝶マニアで、先約があっても蝶を優先させてよく約束をすっぽかす
主要キャラクターを簡単に紹介してきましたが、このアニメは経験豊富なオッサンと女性陣の活躍が目覚ましと個人的には感じました。
レームの経験豊かだからこそ出来るヨナへのアドバイス(戦術面・精神面)や、何と言ってもバルメの引き締まった筋肉質な肉体と割れた腹筋!
この手のジャンルのアニメであそこまで腹筋が割れた女性がいたでしょうか? 仮にいたとしてもかなり少数だと思います。
しっかりと戦闘専用に鍛え上げられた肉体から繰り出されるナイフファイトには、現実味があり惚れましたね。
キャラクターデザインに若干クセがあるので、その点で嫌煙される方もいると思います。
実際に私の友人がそうでしたw
ストーリー自体はしっかりしておりまた「武器商人」という特異な立場を、キャラクターを通して疑似体験できるので現代武器での戦闘モノがあるアニメでは異端な感覚を楽しめると思います。
またベテランの吹き替え声優を多く起用しているので、アニメなのですがリアリティがあり実写映画を彷彿させます。
ベテラン声優陣に恵まれるとそれだけでも作品の見どころになりますしね(^-^)
やっぱり声優さんの技量でキャラクターの印象が結構変わるので、そういった点ではヨルムンガンドはキャラのイメージに声があっていると私個人は感じました。
1位 バルメ(巨乳・割れた腹筋・ナイフ使い)
2位 ヘックス(残虐非道・グラマーな美人)
3位 チナツ(ジンクスがノーパン!)
女性オンリーです! 戦う女性は美しい!
スタイリッシュな楽曲
良いアニメである要因の1つに欠かせないものと言えば、それは楽曲です。
新作のアニメを見る際に最初に耳にし目にするのはオープニングです。
そこでいかに視聴者の興味関心を掴むことが出来るかで、初回以降の視聴率に影響してくると思います。
もちろん全てが「楽曲」で決まるわけではありませんが、オープニングの印象が強いと私はそのまま本編までテンション高めの状態で視聴してしまいますw
「ヨルムンガンド」の楽曲もスタイリッシュなものが多いので、紹介していきたいと思います。
Borderland (第1期オープニングテーマ)
作詞・歌➡川田まみ / 作曲➡中沢伴行 / 編曲➡高中崎伴武矢
Ambivalentidea(第1期エンディングテーマ)
作詞・歌➡やなぎなぎ / 作曲・編曲➡bermei.inazawa
UNDER/SHAFT(第2期オープニングテーマ)
ラテラリティ(第2期エンディングテーマ)
個人的に一番好きなのは「Borderland (第1期オープニングテーマ)」ですね。
初見で聞いた時の疾走感のある音楽がたまりませんでした。
またOPの映像での銃器の動きの表現がリアルで、銃撃のシーンや薬莢が落ちていくシーンではその音が実際に聞こえてくるようです
ストーリー自体もスタイリッシュですが、楽曲もそれに負けないくらいクールです。
登場銃器の再現力
武器の再現力
私はそのこまで銃には詳しくはないのですが、銃撃音が銃個々でしっかりと表現されているそうです。
レミントン、ザウエルなど。
銃に詳しくはありませんが興味はあるのでストーリーの途中でココの分隊が使用弾の統一のためマグプルMASADAとシグザウエルSP2022を支給した際は、その銃については調べましたw
以下にその2つの銃についての画像と詳細が書いてあるリンクを貼っておきます。
銃器に少しでも興味がある方は見て下さい。
ちなみに「銃」の説明のリンク先はウィキペディアです。
だって私のような銃器の知識に乏しい人間が中途半端な説明をするよりもよっぽど分かりやすいと思うので・・・説明は丸投げしますw
個人的にはマグプルMASADAが好きです。
素人の感想で申し訳ないのですがまず見た目がカッコいい!
そしてあの色・・・なんか男心をくすぐられますね。
そして驚いたのがマガジンがプラスチックであることです。
軽量化の意味合いもあるのでしょうが銃のパーツの一部にプラスチックが使用されているなんて、武器も日々進化しているのだなと平和な日本国民としては若干の恐怖も感じました。
武器商人という存在と冷徹な殺人描写
銃撃戦のあるジャンルの作品では主人公もしくはそれに属する組織やら、対抗勢力などの敵との銃撃戦やアクションシーンが見どころの1つになります。
数多のアニメでもそれが普通ですがヨルムンガンドでは主人公たちが、世界情勢を武器や戦争を通じて武器商人目線で見る話となっています。
主人公が華麗に銃撃戦を繰り広げるシーンは確かに魅力的ですが、その事前段階の「どうやってその武器を入手したのか?」「武器の種類は?」「武器相場は?」「誰から購入したのか?」などの細かいわば裏方の部分は省略されています。
ヨルムンガンドではそういった裏方の部分に焦点を当てているので、商談シーンが結構あります。
ココの武器商人としての相手とのビジネスのやり取りで、自分たちに有利なように交渉する頭脳、心理戦は派手な銃撃戦とは違った静かな緊張感を感じさせます。
武器を使用する人間が主人公ではなく、武器商人という武器を売る側が主人公という変わった作品であるヨルムンガンド。
机上だけではなく部下とともに銃弾が飛び交う戦地に赴いて、武器の需要と供給のバランスを見ながら商談をするココは武器を商品として扱っているからか感情は豊かですが、内心はかなりドライなのではないか私は感じます。
だから武器を売った先でその武器で傷つき、死者が出たとしてもいちいち心を痛めない。
だって武器を売るたびに心を痛めていたら、商売になりませんかね。
またあくまでココは「武器商人」なので交渉で解決するならその方が良いのでしょうが、交渉で円満に解決できない場合は一切の容赦なく敵を撃滅するところが「やはり武器に携わる人種」なんだと実感させられます。
この作品を見始めた方は是非第1話での以下のココとヨナのやり取りを覚えつつ、ストーリーを見てほしいです。
「世界平和のために」(ココ)
このやり取りに関しては当初は矛盾したことを言っていると思いましたが、「ヨルムンガンド計画」の内容を知ってからは「あーそういう考え方があるのか」と考えさせられました。
みなさんがこの作品を見終わってどう思うのか楽しみですw
戦争を長引かせて儲ける一般的には嫌われものである「武器商人」の視点から見る世界は新鮮ですよ。
「冷徹な殺人描写」=「リアルな戦場」であると私は思います。
ド素人の私が単純に考えても戦場で敵対勢力に容赦や情けをかける理由はありません。
もしそんなことをすれば自分と仲間の生命を危険にさらすからです。
まあそんなことはココの歴戦の私兵たちはもちろん理解しています。
だからこそ第4話でのルツとレームとの違いが印象的でした。
ルッツがチナツを狙撃できなかったシーンは戦場での「迷い」であり、その後レームが躊躇なくチナツを狙撃し殺害するシーンの対比でよりリアル感があったと思います。
レームの女子供であろうとも敵対したらなら容赦なく殺害するシーンにリアルな戦場を感じました。
またヨナが全く表情を変えずに敵に対して引き金を引くシーンは、元少年兵という存在のリアルさを感じました。
ただ登場する殺し屋が現実的な中にもアニメ要素が盛り込まれているのは、良かったと思います。
やはりアニメなのでリアリティかつ冷酷な描写の中にも、どこか視聴者を引きつける演出的な要素は必要ですからね(^▽^;)
でも「オーケストラ」のような濃いキャラの殺し屋が現実的にいたら・・・ヤバいですね。
まとめ
「ヨルムンガンド」を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ここで「ヨルムンガンド」のおすすめポイントと気になる点をおさらいしましょう。
・ストーリーを彩る楽曲がスタイリッシュ!
・登城する武器の再現力が凄い!(一般の人にはよくわからないかも・・・)
・武器商人という立場から見る世界とリアリティのある殺人描写
今回大まかに紹介した見どころは上記の通りですが、他にも面白い要素と個人手に「こうして欲しかったこと」など次のようなものもあります!
FPSなどのゲームからの個人的な印象ですが銃撃戦のシーンで、結構な弾数を撃っているわりには敵に命中していない気がしました(^^;)
現実的な銃撃戦はあんな感じなのでしょうか?
その辺りも注目して視聴してみるのも楽しいですよ。
あと出来ればココの私兵部隊全員の過去エピソードはやって欲しかったです。
あのクセの強いキャラ達の過去の話なんて、絶対面白いでしょ!
なので過去話が全員分ない点は若干消化不良になるかもしれません(>_<)
しかしこの作品は原作が完結しているので途中で打ち切りなどがない分、安心して視聴できますよ(^-^)
またブラックラグーンとよく比較される作品なので、ブラックラグーンが好きな方は視聴をおすすめします。
戦闘シーンやグロイシーンが多いですが日常パートでギャグシーンも結構あるので、ブラックラグーンほどグロさや陰鬱さは感じないのでブラックラグーンよりは気楽に視聴できると思います。
といわけで今回は『ヨルムンガンド』について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
武器商人が主人公という面白い設定の作品なので、少しでも興味がわいた方は是非視聴してみて下さい。