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今回紹介する作品は『宇宙戦艦ティラミス』です。
原作 宮川サトシ
監督 博史池畠
放送期間 2018年
話数 1期:13話
2期:13話

■あらすじ■
舞台は人類が生活圏を宇宙に拡大した「宇宙歴0156年」の未来世界。
人類は「地球連邦」と宇宙移民「メトゥスの民」の2つの勢力になり、宇宙大戦を繰り広げていた。
しかしスバル・イチノセは他のクルーとの集団生活に馴染めずに、愛機デュランダルのコックピットにひきこもる日々を送るようになる。
1.コックピット内でのスバルの行動から起こるシリアスな笑い



エースパイロットだが神経質で戦艦ティラミスでの集団生活に馴染めないスバルにとって、ひとりの時間を満喫できるコックピットはまさに「聖域」と呼べる場所です。
物語の大半は聖域であるコックピット内でのしょーもない出来事が中心に描写されます。
それも日常生活で誰もが一度は経験したことのある細かいことを、宇宙空間という非日常かつ機体の狭いコックピット内で真剣に行うことで何とも言えない「シリアスな笑い」が生まれます。
ときにはしょーもないことを戦闘中に行い自分でピンチに陥ることも多々あります。
◆コックピット内のしょーもない出来事(一部抜粋)◆
・出撃前の発進シークエンス120秒間に便所飯ならぬコックピット飯。
➡パックに入った串カツを食べようとした挙句に、ソースをつけようとして衣と下に敷いてあった千切りキャベツをぶちまけながら出撃して戦果をあげる。
➡パックに入った串カツを食べようとした挙句に、ソースをつけようとして衣と下に敷いてあった千切りキャベツをぶちまけながら出撃して戦果をあげる。
・飲料水の飲み過ぎとアイスの食べ過ぎによる強烈な尿意との戦い
➡給料日に補給艦で飲料水とアイスを買い込んで出撃前に飲み食いしまくって戦闘中に敵よりも尿意に苦しみ、尿意の影響で戦いどころではなく動きが雑になる。
・出撃中に新しいヘルメットに保護フィルムを貼ろうとする。
➡出撃後の敵機との遭遇前に新調したヘルメットに保護フィルムを貼ろうとします。それも服の繊維が入らないように全裸になってです。
しかし保護フィルムを貼ろうとした瞬間に敵に遭遇し攻撃で保護フィルムに気泡が入ってしまい、気泡が気になって戦闘どころではなく必死に保護フィルムをはがそうとします。それも大気圏に突入しながらです。
・シャワーを浴び終わった直後の出撃でTシャツを裏表前後ろ逆に着てしまう。
➡呼吸が苦しくなりコックピット内の酸素濃度を疑うが、原因はTシャツを裏表前後ろ逆に着ていたため首元がしまっていただけ。しかも敵との戦闘中にTシャツを着直そうとしてヘルメットに引っかかり前が見えなくなり自らピンチを招く始末。そして最終的にTシャツを破って何故か全裸になり敵を殲滅する。
・コックピットに隠しておいたAVがメカニックのおばちゃんシゲルコにジャンル分けに整理されてしまい集中を乱す。
➡聖域であるコックピット内をいじられた挙句に隠しておいたAVをジャンル分けされるという、思春期の男性なら発狂ものの事態に恥ずかしさと怒りが爆発し狙撃を外す。
上記に書いた内容はほんの一部でありもっと面白い内容のものもあります。
昨今のロボットアニメはバトルシーンに力を入れたものが多く、シナリオも基本的に敵との戦争ものなのでどこか暗い雰囲気です。
ましてやコックピットが映るシーンなどほんの一瞬です。しかもそのほとんどが使い回しです。
それらのロボット系作品とは一線を画すのが『宇宙戦艦ティラミス』です。
コックピット内の出来事が中心に話が進んでいくロボット系アニメなんて普通はありません。
ロボットアニメをリアルな目線で考えると「確かに出撃前に水分取り過ぎて戦闘が長引いた場合、トイレどするんだろう?」、「尿意でも集中出来ないのにましてや大きい方だった場合、それこそ戦闘どころではないのでは?」と年齢を重ねるごとに現実的な視点で考えてしまいます。
『宇宙戦艦ティラミス』はそういった普通のロボットアニメでは決して描かれることのない視聴者が感じる現実的な疑問点や、パイロットの人間味に溢れたシーン(日常のしょーもない出来事)がこれでもかと挿入されています。
しかもそれを真面目な表情で真剣に取り組んでいるからシュールな笑いを生み出します。
相まって作画の綺麗さとCGモデルの美しさがそのシュールさに拍車をかけています。
「一般的なロボットアニメに飽きた」という人に是非視聴してほしいです。
もちろんちゃんとロボット同士の戦闘シーンもありますよw
2.1話が約7分ほどのショートアニメである

アニメといえば基本的に30分1話で放送されています。
しかし多忙な社会人にとっては30分でも貴重な時間です。
実際に私も30分の新作アニメを見る際に、内容や世界観を理解するだけでもかなりの根気を必要とします。1時間のドラマなんてもってのほかです。
その点『宇宙戦艦ティラミス』は本編が約7分程と短いうえに内容が良い意味でバカバカしく視聴者が共感を持てる内容が多めなので、何も考えずに気楽に見れます。
また短い時間内にも起承転結がはっきりとしているのでわかりやすいです。
ストレスが溜まっている、何か嫌な事があった日などにたった7分程で笑い転げられるリフレッシュギャグアニメとして最適です。
3.内容からな想像できない豪華声優陣
若干失礼な言い方ですがふざけた内容のわりに非常に豪華な声優陣が起用されています。
◇ スバル・イチノセ(CV:石川界人)

◇ ヴォルガー・ハマー(CV:諏訪部順一)

◇ リージュ・ルロワ(CV:遠藤綾)

◇ イスズ・イチノ(CV:櫻井孝宏)


◇ ソウイチロウ・イチノセ(CV:小山力也)

◇ ルブラン・スピリ(CV:久川綾)


アニメ好きの人は上記で紹介した声優陣に見覚えがあると思います。
本当に内容からは想像できない豪華声優陣です。
そんな声優陣が「ここまで真面目におふざけするか?」と思ってしまう内容なので、声優に詳しい方はアニメの内容だけでなくそういった面でもに楽しめると思います。